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♨️アマテラス卓球場が補助剤を使う理由


卓球を始めてしばらくすると、ラケットやラバーについて少しずつ気になってくる方も多いのではないでしょうか。特に中学生・高校生、そしてその保護者の方からよく聞かれるのが「補助剤って何ですか?」「使っていいんですか?」という質問です。


今回のブログでは、アマテラス卓球場が補助剤を使う理由、そして補助剤とは何なのかを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。卓球のルールや現場の実情、そして神奈川県で卓球を頑張るジュニア選手たちにとって大切な考え方まで、できるだけ正直にお伝えします。



【そもそも補助剤とは何か?】


補助剤とは、卓球のラバーに塗布する液体のことを指します。多くの場合は油性の成分を含み、ラバーに塗ることで


  • 弾みが良くなる

  • 打球感が柔らかくなる

  • ボールをつかむ感覚が出やすくなる

  • 打球に威力が出やすくなる

  • 回転がかかりやすくなる


といった変化が起こります。

昔は「スピードグルー」と呼ばれる接着剤が主流でしたが、現在は国際卓球連盟(ITTF)のルールにより、揮発性有機溶剤を含むものは使用禁止とされています。そのため、公式試合では原則として補助剤の使用は違反となります。

ここまで聞くと、「じゃあ使わない方がいいのでは?」と思うかもしれません。ですが、話はそう単純ではありません。



【なぜ補助剤は違反とされているのか】


補助剤が禁止されている理由は、大きく分けて3つあります。

1つ目は公平性です。補助剤を使うことでラバー性能が大きく変わるため、用具による差が出やすくなります。

2つ目は安全面。過去には人体への影響が懸念される成分が使われていたこともあり、選手の健康を守るために規制が厳しくなりました。

3つ目は用具性能の過度な向上です。ボールやラバーの進化とともに、試合のバランスを保つ目的もあります。

このような理由から、現在の公式大会では補助剤は禁止されています。


【それでも補助剤の話題が消えない理由】

では、なぜ今でも補助剤の話が出てくるのでしょうか。

理由はシンプルで、補助剤を使うと確かに打ちやすく、そして強くなる側面があるからです。特に


  • 力がまだ弱い初心者

  • 成長途中の中学生

  • フィジカルが完成していない高校生


にとっては、ラバーが硬すぎたり、弾みが足りなかったりすると、正しいフォームで打つこと自体が難しくなります。

補助剤によってラバーが少し柔らかくなり、ボールを持つ感覚が出ることで、「ちゃんと振れた」「威力のあるボールが出た」「回転がかかった」という成功体験を得やすくなる場合があります。


【昔の大会会場では当たり前だった補助剤の光景】


今では考えられない話かもしれませんが、かつては公式大会の会場外に、補助剤を塗るための専用スペースが用意されていた時代がありました。

大会前になると、多くの選手がそのスペースに集まり、ラバーに補助剤を塗り、乾かし、再び塗るという作業を繰り返していました。しかし、その光景は決して平等なものではありませんでした。

実際には、


  • 全国レベルの強豪校

  • 名の知れた強い選手


こうしたチームや選手たちが、そのスペースを長時間占領してしまい、弱小校や、まだ実績のない選手はほとんど使うことができなかったという現実がありました。

順番を待っているうちに試合時間が迫り、結局補助剤を使えないまま試合に入る選手も少なくありませんでした。用具の準備段階ですでに差がついてしまう、そんな不公平さが当たり前のように存在していたのです。


この経験をしてきた指導者世代は、補助剤がもたらすメリットだけでなく、競技としての歪みや格差も同時に見てきました。

だからこそ現在のルールでは、誰もが同じ条件で戦えるよう、補助剤の使用が明確に禁止されています。


【アマテラス卓球場が補助剤について伝えたい本音】


アマテラス卓球場では、補助剤の使用を無条件に推奨しているわけではありません。この点は、最初に明確にお伝えしておきたい部分です。

当卓球場で補助剤を使用するのは、あくまで練習時のみ、そしてコーチが球出しを行うラケットに限っています。生徒さんが実際に試合で使用するラケットや、日常練習用のラケットに補助剤を塗ることはありません。

その理由は、補助剤を「性能を上げるための裏技」として使ってほしくないからです。アマテラス卓球場が大切にしているのは、


  • 補助剤が卓球のルール上、なぜ禁止されているのか

  • 補助剤を使うとラバーの打感や弾みがどのように変化するのか

  • それが公式試合ではどのような影響を与えるのか


こうした点を、実体験として理解した上で卓球に向き合うことです。

コーチが球出し用ラケットに補助剤を使用することで、ボールの質や回転、打感の違いを安全な形で体感できます。コーチは1日に選手以上にボールを打ちます。しかも多数の方に向けて出します。コーチの身体的な負担をこの補助剤で軽減することができます。これはあくまで指導の一環であり、選手自身が補助剤に頼るためのものではありません。

初心者の方やジュニア選手の中には、「上手い人が使っているから」「みんな使っていると聞いたから」という理由だけで補助剤に興味を持つケースもあります。しかし、背景や目的を知らずに使ってしまうと、本来身につけるべき技術や感覚を遠回りしてしまうことも少なくありません。


【世界トップレベルの現実と補助剤のグレーゾーン】



ここで、少し踏み込んだ現実の話もしておきます。

世界のトップレベル、特に中国をはじめとする強豪国の選手たちについては、ラケット検査では検出されないタイプの補助剤が、現在でも公式大会で使われているのではないかという議論が、卓球界の中で長年続いています。

はっきり使ってます。確実に補助剤を塗りに塗りまくってます。

上の写真見てください。ラケットの上部反ってます。絶対塗ってますし、昔中国人の先輩が張継科の部屋で塗りまくって乾かしているラバーがあったことを証言していました。

これは特定の選手を断定的に非難する話ではありません。現在のラケット検査は、主に揮発性成分や一定の基準値を超えた物質を検出する仕組みであり、


  • 検査機器に反応しにくい成分

  • 時間経過で数値が下がる処理

  • ラバーやスポンジ自体の加工技術


など、ルールの範囲内か、限りなく黒に近いグレーかという領域が存在するのも事実です。

実際、世界のトップ選手が放つボールの質、初速、回転量は、市販ラバーをそのまま貼っただけでは説明がつかないレベルであることも多く、用具・管理・調整を含めた総合的な技術力が結果に大きく影響しています。

また現実として、現在のラケットコントロール(ラケット検査)を形式上はクリアすること自体は、決して難易度が高いものではないと言われています。検査基準や方法を熟知した上で用具を管理すれば、ルールに適合しているように見せることは可能であり、その点もグレーゾーンが生まれる一因となっています。


【だからこそジュニア世代に伝えたいこと】


この話を聞くと、「じゃあ使ったほうが勝てるのでは?」と思う中学生・高校生もいるかもしれません。しかし、アマテラス卓球場では、その考え方こそが一番危険だと考えています。

中国選手をはじめとする世界トップレベルの選手たちは、


  • 圧倒的な練習量

  • 完成されたフォームと身体操作

  • 用具に依存しない基礎技術


これらが土台として存在した上で、用具の微調整を行っています。決して、補助剤だけで強くなっているわけではありません。

ジュニア世代が同じ発想で用具に頼ってしまうと、公式試合では使えない、環境が変わると通用しない、という壁に必ずぶつかります。


【アマテラス卓球場のスタンスは変わらない】


だからこそ、アマテラス卓球場では、


  • 選手が使うラケットには補助剤を使わない

  • 練習時にコーチの球出しラケットのみで違いを体感させる

  • 公式ルールを前提とした卓球を軸に指導する


このスタンスを一貫して守っています。そして私たちは、試合において補助剤を使用することは絶対、絶対にありません。天と地がひっくり返ってもありません。

世界の現実を「知らない」のではなく、「知った上で、どう向き合うか」。それをジュニア世代のうちから学ぶことが、神奈川県で卓球を続けていく上でも、将来につながる大きな財産になると考えています。


【技術が身につかないリスク】


補助剤を使うことで弾みや打感が良くなると、少ない力でもボールが飛ぶようになります。一見するとメリットばかりに感じますが、ここには大きな落とし穴があります。

それは、本来身につけるべきスイングや体の使い方を覚えにくくなる可能性があるという点です。

特に初心者や中学生の段階では、


  • 下半身からの力の伝え方

  • 正しいスイング軌道

  • インパクトの感覚


を身につけることが最優先です。ここを補助剤で補ってしまうと、成長したときに伸び悩む原因になることがあります。


【それでも「知識」として知っておく価値】

では、補助剤の話は不要なのでしょうか。答えは「いいえ」です。

卓球を続けていくと、用具の違いや性能差を理解することは避けて通れません。補助剤もその一部として、

  • ラバーの構造

  • スポンジの硬さ

  • 打感が変わる理由

を学ぶ良い教材になります。

アマテラス卓球場では、こうした用具の仕組みを分かりやすく説明しながら指導しています。単に「ダメ」「使うな」ではなく、「なぜそうなるのか」を知ることが、結果的に上達への近道になります。


【神奈川県で卓球を頑張る中高生へ】

神奈川県には多くの卓球部、クラブチーム、卓球教室があります。その中で勝ちたい、強くなりたいと思う気持ちはとても大切です。

だからこそ、


  • 目先の楽さ

  • 一時的な打ちやすさ


に流されず、長い目で見た成長を大事にしてほしいと考えています。

アマテラス卓球場では、初心者から中学生・高校生まで、それぞれのレベルや体格、成長段階に合わせた指導を行っています。用具選びやラバーの相談も含め、正しい知識を持った上で卓球に取り組める環境を整えています。



まとめ:補助剤は「魔法」ではない

補助剤は、ラバーの性能を一時的に変えることができる道具です。しかし、それは魔法ではありません。

本当に大切なのは、


  • 正しいフォーム

  • 正しい練習

  • 正しい知識


です。

アマテラス卓球場では、初心者の方にも分かりやすく、そして将来につながる卓球を大切にしています。神奈川県で卓球教室を探している方、これから卓球を始めたい方、そして伸び悩んでいる中学生・高校生は、ぜひ一度ご相談ください。

卓球は、知れば知るほど面白いスポーツです。

 
 
 

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